審美セラミック治療

当院では、患者さんのご要望を最優先に考えますが、同時にプロフェッショナルな視点からの適切なアドバイスも行います。患者さんの希望のみに焦点を当てるのではなく、実現可能で理想的な結果を目指します。
「美しさ」の基準は実は理論的に確立されています。当院では、この理論に基づいた美の創造をお手伝いします。美しい口元を作るためには、以下のようなポイントがあります。

Point 1下唇と前歯の「アーチ」

笑った時に下唇と前歯のアーチが一致することで、笑顔が美しく見えます。

Point 2前歯の並びの中に存在する「黄金比」

中切歯、側切歯、犬歯のサイズ比率を「1.618：1：0.618」とすることで、美しい印象を与えます。これを「ゴールデンプロポーション」と呼びます。

Point 3正中線と前歯の中央の一致

顔の中心を通る正中線と前歯の真ん中を一致させることで、顔全体のバランスが整います。噛み合わせの調整も含め、全体的なバランスを考慮します。

Point 4歯茎の自然な美しさ

歯と歯茎のバランスも、口元の美しさに大きく影響します。それを考慮することで、自然で違和感のない見た目を実現できます。

これらのポイントを踏まえ、患者さん一人ひとりの理想に合わせた治療計画を立てています。

新潟の長岡歯科では、患者さんが納得するまで丁寧にイメージのすり合わせを行います。
治療を進める際、患者さんの気持ちを最優先に考え、治療の各ステップで患者さんの意見を確認し、反映させていきます。

審美治療では、しばしば「歯が白すぎる」「思っていたより自分に似合っていない」といったイメージのギャップが生じることがあります。もし治療途中で「イメージと異なる」と感じられた場合は、どうぞ遠慮なくご指摘ください。

治療前のヒアリングに注力

治療開始前には、患者さんの歯並びや審美治療に関するご要望をじっくりとヒアリングします。
ただ聞くだけでなく、当院のプロフェッショナルとして最適なアドバイスも行います。ヒアリングを基に、セットアップ模型を作成し、完成後のイメージを共有します。この段階で何かご不安や違和感があれば、遠慮なくご相談ください。
特に前歯などの見た目が重要な部位を治療する場合、仮歯を装着してイメージをさらに具体化します。ただし、全てのケースで仮歯を使用するわけではありません。

被せ物の寿命や見た目を左右する「精密治療」も当院の特徴です。
被せ物が長持ちし、自然な見た目を実現するためには、高精度での装着が不可欠です。余計な隙間があると、見た目が不自然になったり、虫歯や歯周病のリスクが高まったりするからです。

被せ物には体に安全な素材を使用します。金属アレルギーのリスクがなく、長期にわたって安心してご使用いただけます。
特に耐久度と審美性に優れた「ジルコニアセラミック」と「オールセラミック」を推奨しております。
ジルコニアセラミックは、強度に優れており、スポーツを楽しむ方や歯を食いしばる方にも適しています。
オールセラミックは、天然歯に近い美しさを表現でき、特に目立つ前歯に最適です。

また、新潟の長岡歯科では、苦痛を伴う従来の「型どり」の必要はありません。
光学カメラで一瞬スキャンするだけで型どりが完了し、不快感を最小限に抑えています。

審美治療における「客観的な美」の追求は、歯科医師と患者さんとの綿密なコミュニケーションによって成り立っています。
当院では、患者さんのご要望を真摯に受け止めると同時に、プロとしての視点から客観的な美のアドバイスを行い、共に納得のいく治療を目指します。